彼此数年間、ずっと答えを探し求めている問いがある。
“寒いと感じさせない格好は何なのか?” だ。
これを考え始めたのは、ある経験だった。
あまりに寒いと、お前死ぬぞ?
元来、俺は寒さに弱い方ではない。
スノボが趣味の為、吹雪いてる中元気に雪山で遊ぶなんて慣れてるし、
海外に住んでいた時期、マイナス17度とかでも自転車で大学に行っていた。
まぁそんな感じだったから、寒さに対する恐怖は全くなかった。
が、とある事件を経験し、一変する。
それは10月の箱根にバイクで行ってみたよ事件、だ。
あれはまだバイクの免許取立ての頃。
10月中旬にバイク乗り三人で箱根に行くことになった。泊まりで。
が、宿に到着したのが20時くらい。そこまでの道は真っ暗。
慣れないバイクで山道に突入してしまい、死ぬほど寒かった。
寒いとどうなるのか。まず指が動かなくなる。
当然手袋はしていたが、スノボでは経験したことがない冷えから、クラッチを握るのもきついほど。指が動かない状態だった。
そして、足が動かなくなる。
ギアを入れることも、緩めることも、ブレーキをかけることも、全てがつらい。
寒すぎてマフラーに足をくっつけようかと血迷うくらい寒い。つらい。
あの時、本当にもう死んじゃうのかも、って思った。
この経験で、寒いってのは死に直結するんだ、って痛感し、以来寒さに強い格好を追い求めている。
寒さに強い服って何よ
じゃあ寒さに強い服ってなんなのか。
もともとファッションには一切興味がない為、そんなにお金はかけたくない。
でも暖かい人生を送りたい。
ユニクロ最強説時代
まず、通る道。
それがユニクロ最強説時代。
ヒートテックとかまじで素晴らしいし、ライトダウンなんかもむちゃくちゃいい。
あれで全然寒くない。
都内はな。
普通に生活している分には確かにユニクロコスパ最強だし、十分なのだが、
やっぱりバイクとか、異常な寒さには心もとないのだ。
一番寒いやつって誰だ?
さらなる解を求めて、ふと考える。
一番寒いところで生きてる人って誰だ?
ふとTVをつけると栗城君が映っていた。
※栗城君を知らない人はこちら
そうだ、エベレスト登ってるやつの格好が一番寒さに強いはずだ!!!!
以来、アウトドアブランド、特に登山系のブランドに注目するようになった。
アウトドアブランドの商品は本当クオリティーが高い
モンベル。NorthFace。コロンビア。パタゴニア。などなど。
これらのブランドの服は、まじで暖かい。
あったかいんっだからぁー。
デザインがダサいとかいう意見もあるようだが、最近だとお洒落なアウトドアブランドも増えてきてる。
Arc’teryxとかさ、俺には読み方すらわからないが、やたら街でこのリュック背負ってる人を見かけるよ。
お洒落さんはこういうお洒落さん向けのアウトドアブランドがある。
なんて懐が深い業界なんだ。
でもぶっちゃけさ、お洒落とかじゃなくて、寒いとさ、死ぬからね。
俺はパタゴニアとか大好きよ。モンベルもお洒落な服あると思うし。
てか、お洒落ってなによ。
ちなみにアウトドアブランドは、防寒系の服のクオリティだけじゃなく、
レインウェアとか、リュックとか、どれも素晴らしいクオリティーよ。
山登る人向けに作られたものは、本当に信頼に値する。
やっぱりユニクロと比べるとお値段は張るんだが、それに値するクオリティなんだよね。
ちなみに最後にユニクロのヒートテックに関して一言。
結構有名な話ではあるが、あれは汗をかくとマジで劇的に寒くなるから、山登りとかスノボの時とかは絶対着ない方がいいよ。
絶対だよ。着るなよ?着るなよっ?
やーーーっ。